最近よく聞くようになった言葉、SDGsを、あなたはご存じですか?
SDGs(エスディージーズ)とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
2015年9月に国連で開かれたサミットの中で、世界のリーダーたちによって決められた、国際社会共通の目標です。
持続可能な世界を実現するため、具体的な目標が掲げられています。
さて、この持続可能「 sustainable 」という言葉をきっかけに、あなたの単語力を見直しませんか?
SUSTAINABLE は SUS + TAIN + ABLE に分解できますね。
SUSは 「下から」、TAINは 「保つ」、ABLEは 「できる」。
つまり、「下から、保てるように、できるようにしよう」という意味ですね。
この3つの単語の「部分」は様々な単語に顔を出します。
語源で整理すると、単語の意味が理解しやすく、頭に定着しやすくなりますよ。
SUS は:
suspect (下から見る -> 疑う)、suspend (下にぶら下げる -> 中断する)、suspender (下にぶら下げるもの -> サスペンダー)、suspense (下にぶら下がった状態 --> 不安感・緊張感あるミステリー) など。
TAIN は:
maintain (手で保つ -> 維持する)。名詞はおなじみの maintenance (維持・保守管理・メンテナンス)、obtain (向かって保つ --> 手に入れる)、 container (共に保もの --> 容器)などに現われます。
ABLE は:
能力を表すことはご存じすね。 -ableで終わる単語はたくさんあります。
able、capable (能力がある)、suitable (suit[合う] --> 適した)、portable (port[港 -->輸送] -->携帯可能な)、valuable(value[価値] --> 貴重な)、incredible (cred [信用] できない --> 信じられない) など。
いかがですか。部分的な英単語の知識が、つながったり、思い出したり、驚いたりしながら、定着していくのではありませんか。
語学に欠かせない、語彙(ごい)の増強も、楽しく進めていきたいものですね。