英会話レッスンでこんな話題を取り上げました。 ”Green Flight”
緑の飛行とはどういうことでしょう。そう、Green (緑)は自然環境を象徴する色。環境にやさしい飛行のことです。
ドイツの航空会社 ルフトハンザが、初めて行なう Green Flight。
Lufthansa announced that it would make the first CO2 neutral flight.
これはCO2 neutral flight だと言い換えられています。
またまた出てきた難しい言葉、CO2ニュートラル。
これは、吸収した二酸化炭素の量に対して、排出する二酸化炭素の量も同じであることを示す言葉です。
すなわち、大気中の二酸化炭素、言い換えれば温室効果ガスを増加させず、地球の温暖化を助長しないということ。
だから環境にやさしく、Green な Flight 飛行)だというわけですね。
どうやってこれを実現するのか。それは、biofuel(バイオ燃料) を使って飛行するのです。バイオ燃料は植物や動物の廃棄物を燃料にするもの。
植物は成長のために吸収する二酸化炭素の量を、排出する二酸化炭素の量が基本的に同じなので Carbon Neutral (CO2 Neutral) なのですね。
従来の化石燃料 fossil fuel を燃焼させると発生する二酸化炭素(CO2)が地球温暖化を助長すると言われています。
なので、Carbon Neutral や、さらに排出する二酸化炭素より、逆に、吸収する二酸化炭素の方が多いCarbon Negative (Carbon Positive とも言う)として、多くの企業などが目指すようになってきています。
問題は:The problem is that biofuel is three to six times more expensive that conventional fuel.
費用が従来の燃料 (conventional fuel) より3~6倍も高くなってしまうのです。当面、航空会社の恒常的な Green Flight は期待できません。
しかしコロナ禍は、多くの企業にオイルの使用量を減少させるきっかけになっています。環境に優しい企業の行動には、これを助ける技術の革新も欠かせません。
いずれにせよ、地球は我々人類にとってかけがえのない惑星です。企業も含め、私たちがより green になることが、今求められているのですね。